ルポライター・淺見光彥(辰巳琢郎)は33歳で獨身。本職以外に探偵としても活躍している。ある日、その淺見が美人バイオリニスト・本沢千恵子(高木美保)とお見合いをした。光彥は彼女に魅了されるが、この出會いが光彥をある事件に引き込んでいく。數日後、千恵子の父・誠一(仲谷昇)が姿を消した。千恵子は誠一が失蹤の直前に「高千穂町の町會議員自殺」の新聞記事を熱心に読んでいたことを思い出す。書斎の留守番電話には男の聲で高千穂の地名が入った伝言が殘されていた。更にその後、誠一の部下と名乗ってメッセージを聞き出そうとした三上という男が高千穂で変死を遂げた。光彥は、誠一の事件への関與を案じ高千穂に向かう。
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